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粉よりも豆を選ぼう 砕き方によって専門店の風味を楽しめる

 

コーヒー豆を購入されたことがあるでしょうか。最近は、スーパーにもミル(挽く道具)があるので、セルフで粉にすることもできますよね。しかし、砕き方によって味が変わることを知っているでしょうか。

 

しかも、コーヒー豆の砕き方にはポイントがあり、どのようなコーヒー豆を手に入れたのかによって、適した砕き方が存在しています。そこでこの記事では、専門店の風味を楽しめるコーヒー豆の砕き方についてお話しさせていただきます。

 

コーヒー豆を砕く理由

砕き方によってコーヒー豆の風味・味わいに違いが生まれます。美味しくコーヒーを味わうためには、豆を砕く必要がありますよね。

 

コーヒー豆を砕く理由としては、豆の持つ成分をお湯に溶け出しやすくすることにあります。細かく砕くことができることが何より大切なのです。

 

コーヒー豆の砕き方ひとつで、豆とお湯と接する面が違ってきます。接する面が多ければ、成分をしっかり出やすくできますよね。そのためにまず知っていただきたいことがあります。

 

賞味期限について

コーヒー豆というのは、砕くと酸化が進みやすくなってしまいます。細かく砕かれることにより空気に触れる面が増えてしまうからです。

 

コーヒー豆が酸化すると、本来の味も落ちてしまいます。そうなると、コーヒー豆が持つ本来の「苦味」や「風味」も損なわれてしまいます。

 

コーヒー豆を販売する専門店では、豆の状態と砕いた状態によって適した保存管理をしていますが、一般家庭には卓上にポンッと置きっぱなしではないでしょうか。

 

コーヒーを粉にした場合、保存には10日ほどを目安にすると、美味しく楽しめます。これが、コーヒー豆の状態であれば……。適した保存方法によって1ヶ月程度は美味しく楽しめます。

 

このことからも、コーヒーは豆の状態が長期保存におすすめ。ミルで挽いて粉にしたなら、10日間ほどで飲み切るようにするのが良いでしょう。

 

コーヒー豆の砕き方①

コーヒーにするためには「コーヒーミル」を使います。コーヒーミルには、手動と自動のミルがあります。手動では、ハンドルを回すことによりコーヒー豆を均一の粒で砕くことができます。

 

砕き方として気をつけたいことは、ミルを早く回さないこと。熱が発生してしまうことで、風味が飛んでしまいます。ゆっくり、一定のリズムで回していく砕き方をしましょう。

 

挽き方に詳しくないのなら、コーヒー豆の砕き方としては自動ミルをおすすめします。あるいは、販売店にて挽いてもらいましょう。また、先ほど話したように、抽出方法によって適した豆の砕き方があります。

 

これは、コーヒーの淹れ方との相性だと思って良いでしょう。

 

例えば、一般的にペーパードリップやコーヒーメーカーにてコーヒーを淹れるかと思います。その場合には、中細挽きをおすすめします。サイフォンなら中挽きが適していると言われています。

 

コーヒー豆の砕き方②

コーヒー豆を挽くと、非常によい香りがしますよね。このコーヒー豆の香りは、実は砕き方にも繋がってくるのです。

 

例えば、エスプレッソなど短時間で抽出するパウダー状の極細挽き、グラニュー糖ほどの細挽き。細挽きは水出しコーヒー向きです。

 

そして先に述べた家庭で使うペーパードリッパーやコーヒーメーカーに適した中細挽き。家庭では馴染みがないのは、ザラメ粒に挽ける粗挽き。

 

これはバーコレーター(上部にあるバスケットにコーヒー粉を入れ、沸騰現象を利用してお湯を循環させ、コーヒーを抽出するもの。アウトドア向けのコーヒーアイテム。)に適している砕き方です。

 

おわりに

このように、コーヒー豆にはさまざまな砕き方があります。自分好みの淹れ方がある方もいるでしょう。ぜひ、適したコーヒー豆と挽き方を選び、美味しいコーヒーを楽しんでみてください。

 

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湯田温泉の小さな珈琲豆焙煎屋 Nishida Coffee


会社名: Nishida Coffee

住所:〒753-0056 山口県山口市湯田温泉五丁目7-6

TEL: 080-4487-7054

営業時間 : 平日 / 12:00~18:00 土祝 / 9:00~18:00 定休日:日曜日

対応エリア:

業務内容:コーヒー豆の製造・小売・卸、コーヒー器具の販売、ギフト販売、イベント出店、コーヒー教室

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