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コーヒー豆は熟成期間で風味が変わる 変化の過程をチェック

 

コーヒー豆は焙煎してからどのタイミングで飲むのがいいの?といった飲み方がわからないという方は多いでしょう。

その場合には、コーヒー豆販売店にて答えを求めるのが正解です。

 

スーパーで市販されているコーヒーよりも遥かに風味良く感じるでしょう。

 

コーヒー豆のエイジングについて

コーヒー豆は、焙煎されるとその風味がゆっくりと熟成されます。

焙煎してから時間が経つことによる風味の変化を「エイジング」といいます。

 

この熟成されるエイジングの進み方については、焙煎の仕方でも大きく変わってきます。

なので、焙煎してからどれくらいで飲みごろになるのかは、お店の人に聞いてみるのが正解なのです。

 

ここからは、コーヒー豆の熟成による風味の変化の過程についてご紹介します。

ぜひ参考にしてコーヒー豆を購入してみてください。

 

焙煎当日から10日間

コーヒー豆を焙煎し、熟成期間としては短めです。なので、非常にクリアなコーヒーの味を楽しめます。

 

苦味・酸味・甘み・コクなどはいい意味で独立しています。

熟成期間が短いので、風味がまろやかではなくまだ堅さを感じます。

 

ローストした際の発生したガスを多く含んでいるので、ドリップコーヒーにした際に大きく膨らむのが特徴。ライトですっきりとしています。

 

10日ほど経つとエイジングも進みます。コーヒー豆の熟成が進み、コーヒーの苦味・酸味・甘み・コクも調和してきます。

10日程度なら、コーヒー豆も新鮮ですから爽やかな味わいです。

 

もしも、コクや濃さがほしいなら、ゆっくり抽出してみると良いでしょう。

 

10日~30日

コーヒー豆を焙煎して熟成期間も1ヶ月近くになると、コーヒー豆の甘さや豊潤さが増します。

熟成度としてはまだ浅いながらも、コクがあり、堅さがなくマイルドです。

 

ちなみに、抽出する膨らみ方はだいぶ弱まりますから抽出技術も必要に…。

コーヒー専門店で提供されるドリップコーヒーといえば、このぐらい熟成されたコーヒー豆が使われています。

 

1ヶ月近く経つ頃には熟成というよりは完熟という時期になります。風味は複雑で、余韻を残すといった表現が的を得ているでしょうか。熟成期間としてはベストタイミングです。抽出する際は、蒸らしに時間をかけることなくお湯になじみます。

 

しかし、ガスが抜けたため膨らむことはなく、コーヒー豆の淹れ方はプロでなければ難しく、コーヒー専門店にて美味しく淹れてもらったほうが良いでしょう。

 

保存や賞味期限について

熟成によって風味に変化が生じるエイジングは、正しい保存方法により楽しむことができます。

コーヒー専門店にて、粉にして購入した場合にはガスは数日で抜けてしまい、エイジングも早く進んでしまいます。

 

なので、保存方法についても購入するお店にて聞いておくことをおすすめします。

 

なお、エイジング終わりを賞味期限と考えましょう。飲み頃のコーヒー豆を無駄にせず楽しむことができます。

いつまでに飲み切るのがベストかといえば、1ヶ月〜1.5ヶ月程度です。

 

もちろん、それ以上経過しても問題ありません。

まろやかになり、苦味が苦手な場合には好ましいテイストになります。

 

ただし、風味が落ちてしまいますから、コーヒーシロップを足すなどして楽しんでも良いでしょう。

料理やお菓子づくりなどにアレンジして無駄にしない使い方にもおすすめできます。

おわりに

コーヒー豆を購入するなら、専門店にて手に入れましょう。

美味しい淹れ方、保存方法、豆知識などまで教えてもらえます。

 

熟成されたコーヒー豆も提供してくれることもあるので、一度足を運んでみてはいかがでしょう。

自分好みのコーヒー豆も見つかるかもしれません。

 

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湯田温泉の小さな珈琲豆焙煎屋 Nishida Coffee


会社名: Nishida Coffee

住所:〒753-0056 山口県山口市湯田温泉五丁目7-6

TEL: 080-4487-7054

営業時間 : 平日 / 12:00~18:00 土祝 / 9:00~18:00 定休日:日曜日

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業務内容:コーヒー豆の製造・小売・卸、コーヒー器具の販売、ギフト販売、イベント出店、コーヒー教室

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