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コーヒー豆を購入したい 粗さの違いでコーヒーの味は変わる?

粗さのあるコーヒー豆だと、コーヒーの抽出が早くなるだけに味にコクがなく、香りも引き立ちません。かといって、細かい挽き方をしてもドリップのやり方次第でうまく抽出されず、雑味の強いものになってしまうかもしれません。

 

そもそも、コーヒー豆の挽き方によって味や香りに関係あるの?と思われるでしょう。コーヒー豆の種類によって味や香りの特徴も異なるので、挽き方と粗さが関係するとはイメージがつかないかもしれません。

 

ここでは、コーヒー豆を購入する際に役立つ「粗さ」についてご紹介していきます。

 

コーヒー豆を挽く

ミルを使って豆を挽きますが、粒の大きさを決める行程を挽くといいます。

 

美味しいコーヒーを淹れるためにはキリマンジャロやブルーマウンテンなどのコーヒー豆選びも大事ですが、細かい・粗いといった挽き方の違いによっても味や香りに大きな違いも出てきます。

 

挽き方の種類

コーヒー豆の挽き方は5種類ですが、大きく分けると
・細挽き
・中挽き
・粗挽き
の3種類です。

 

では、詳しく特徴を見てみましょう。

 

細挽き

粒の大きさは市販で販売されるコーヒーの粉よりは細かいですが、エスプレッソコーヒーほどではありません。

 

特徴としては、苦みとコクをしっかりと抽出できる細かさです。

手軽にペーパードリップで淹れることもできます。

 

中挽き

粒の大きさはザラメ糖ほどで、雑味がなくクリアな味わいが特徴です。サイフォンで淹れるのにぴったりです。

粒の粗さがあるので抽出しても雑味が出づらく、すっきりした口当たりを楽しめます。

 

粗挽き

粒がもっとも大きく、苦みは少なめですが、抽出してみるとやや酸味が強く出る特徴の挽き方です。パーコレーターにて直接煮出す淹れ方にぴったり。

 

コクよりさっぱりとした味わいを楽しめます。

 

粗さを変えてみる

おなじ種類のコーヒー豆でも、粒の粗さを変えてみると全く違った味わい、香りを楽しめることがお分かり頂けたのではないでしょうか。

 

挽いたコーヒー豆にお湯をかけるのですが、そのお湯があたる面積も粒度によって変わる訳です。

 

そうすると、ドリップした際の抽出スピードにも違いが生まれますから、味や香りに違いが出るということになる訳です。

 

粗さが細い場合には、コーヒー豆がお湯によくあたり、しっかりと成分が抽出できます。

お湯の通りが遅いのも特徴です。じっくり、ゆっくりドリップする時間や余韻を楽しめるのも魅力です。

 

粒が大きい場合には、お湯にあたる面積も少ないのでお湯の通りが早めです(滴り落ちるのが早い)。

粗さ=味が出るまえにフィルターを通過するので、スッキリとした味を楽しめます。

 

一方で、粗さを細かくすればコクが深く、香りも増すのでは?とイメージされがちですが、抽出の際の湯通りが悪くなりがちです。

 

苦みや渋みが強く出てしまいます。じっくり抽出するつもりが、苦味成分のほうが強く感じてしまいやすく、初心者向けではないかもしれません。かといって、短時間で抽出してしまうと酸味が出やすくなりますから注意が必要です。

 

専門店で購入

家庭用のコーヒーメーカーやペーパードリップで飲むだけなら市販のものでも美味しくいただけます。

クセが少なく、コク・酸味のバランスが良い商品を提供しているからです。

 

しかし、コーヒー豆を購入するのなら、コーヒーのオーダーメイドもしているコーヒー豆販売店をご利用ください。

豆の選び方から淹れ方まで、すべて相談にのってくれます。

 

いかがでしたか。コーヒー豆を挽くだけなのに、味や香りに違いがあることが理解できたのではないでしょうか。

せっかくですから、異なる粗さで比較してみてはいかがですか?好みを知るきっかけになるかもしれませんよ。

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湯田温泉の小さな珈琲豆焙煎屋 Nishida Coffee


会社名: Nishida Coffee

住所:〒753-0056 山口県山口市湯田温泉五丁目7-6

TEL: 080-4487-7054

営業時間 : 平日 / 12:00~18:00 土祝 / 9:00~18:00 定休日:日曜日

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業務内容:コーヒー豆の製造・小売・卸、コーヒー器具の販売、ギフト販売、イベント出店、コーヒー教室

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