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淹れ方ひとつで味わいが違う!適切な分量を計ってみよう

 

1杯ずつ手間をかけ、ペーパードリップで入れるコーヒーの味というのは格別です。手に入れたコーヒー豆をお店で出てくる味わいにするためには、「淹れ方」「分量」がポイント。

 

今回は美味しく飲めるコーヒーの分量について詳しくご紹介したいと思います。

 

用意するもの

・コーヒー豆(コーヒー粉)
・ドリッパー
・コーヒーポット
・サーバー
・ペーパーフィルター

 

淹れ方の注意点

コーヒー豆を粉にしてから淹れる際の注意点を見ておきましょう。

 

沸かしたお湯をコーヒーポットに移し替えます。コーヒーポットは注ぎ口が細いので、コーヒー粉にまんべんなくゆっくり細くお湯をかけます。移したら1分ほど待ちます。

 

ここからが注意点です。お湯の温度が高すぎると旨味や甘みが消えてしまい、濃さが際立ち、苦み、酸っみだけの味になってしまいます。

 

ポットに移し替えて1分ほど待つことにより、約10℃ほど下がり、抽出時はやや低めの82℃〜83℃になります。これで絶妙な味わいが出せます。

 

分量について

コーヒー豆から粉にしてから淹れるのですが、分量についてご存じでしょうか。

 

1杯150ccに対して13〜15gが基本です。コーヒーカップの容量はさまざまなので10cc=1gの粉と覚えておくと良いでしょう。

 

1度に何杯分かを入れたいときは 、単純に13〜15gずつ分量を増やしていくと濃さが強く出てしまい苦いコーヒーになってしまうので、約5〜7gずつ増やすようにしましょう。

 

抽出

ドリッパーをサーバーに乗せ、コーヒー豆(粉)にお湯をゆっくり1周かけます。このとき「の」の字を書くように注ぎます。

 

蒸らしの目的はコーヒーの組織をふやかして美味しいエキスを抽出しやすくするためです。これをしっかり行うことが、美味しいコーヒーを入れるのに重要です。

 

「の」の字を書くように4〜5周繰り返しますが、1周40秒〜50秒を目安に150ccのコーヒーを抽出しましょう。

 

良いコーヒー豆を手に入れると、まだコーヒー液が出るからもったいないと抽出しがちです。しかし、味が薄くなったり渋みが出てしまいますから抽出条件は守りましょう。

 

分量について

コーヒーメーカーやドリッパーに付属しているメジャースプーンで適当に淹れる方も多いかと思います。

 

同じコーヒー豆であれば、例えば、すり切り1杯というように毎回同じ分量でも大丈夫です。また、適切な分量については個人の好みにもよります。そのため、きっちり量る必要はありません。

 

ただ、一般的にコーヒー150ccあたり、コーヒー豆(粉)13〜15gと言われています。メジャースプーンすり切り1杯で8~12gですから、1度試しに淹れてみて味わいを確かめてみると良いでしょう。

 

なお、コーヒー豆を挽いた粉の状態で保存するより、焙煎した豆の状態で保存しておきコーヒーを入れるときに粉にした方が、鮮度を維持できるます。

 

コーヒー豆を挽くためのミルが必要になりますが、コーヒーを存分に楽しみたいという方は家庭に備えておくと良いでしょう。

 

コーヒー豆を挽いた直後に抽出するのが美味しいコーヒーの条件です。最近ではコーヒー豆をミルで挽く〜抽出までの一連の作業をオートでできる高性能タイプが注目されています。味や香りにこだわる人に支持されています。

 

これであれば、粗挽きや中挽き、マイルドやリッチなど、淹れ分け機能も搭載されています。好みに合わせてさまざまな味を楽しむこともできます。

 

分量を量る必要もありません。濃さも自動で調整してくれます。

 

おわりに

コーヒー豆を深煎や浅煎りで焙煎してからは、必要以上にコーヒー豆(粉)を入れて抽出しないことが鉄則です。美味しいコーヒーの要素は、「良いコーヒー豆」「焙煎技術」「鮮度」にもあります。

 

濃さについても個人の好みにもよりますから、ぜひ、自分の美味しい濃さを作り出してみてください。

 

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湯田温泉の小さな珈琲豆焙煎屋 Nishida Coffee


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